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Botユーザを追加
Discord Botをつくるには、投稿者であるあなたのアカウントとは別に、Bot用アカウントを用意する必要があります。
Bot用アカウントを作る手順は、通常のアカウント登録とは異なります。以下にその手順を記します。
もしあなたが自身のDiscordアカウントをお持ちでない場合、アカウント作成とログインを済ませてから以下に進んで下さい。
※ 操作は、都度表示される注意事項などを確認の上行いましょう。
アプリケーションの作成
Botを追加する前に、まずはアプリケーションを作成します。
Discord Developer Portalにアクセスし、「Create New App」をクリック
任意の名前を付け、「Create」をクリック
botユーザの追加
次に、先程追加したアプリケーションに属するBotユーザを作成します。
「Bot」をクリック
「Add Bot」、「Yes, do it.」をクリック
トークンを取得
あなたの手元のプログラムからBotユーザにログインするには、「Token(トークン)」が必要です。
これはIDとパスワードのセットのようなもので、これをdiscordのサーバに提示することで、Botユーザの所有者であるということを証明することができます。
「Copy」を押すと、あなたのBotのトークンがクリップボードにコピーされます。
重要!トークンの管理は厳重に
トークン漏洩に注意
さきほど、「トークンはIDとパスワードのセットのようなものだ」と書きました。
つまり、このトークンを他人に知られてしまうと、あなたのBotにログインされてしまいます。
Botユーザにログインできるというのは、つまり、(Botの持つ権限によりますが)Botが参加しているサーバの情報や、サーバのメンバ一覧などを取得することができる、ということです。
自分のみならず、Botのユーザにも迷惑がかかることになりますので、絶対にトークンは漏れないようにしましょう。
トークン漏洩対策
具体的には、以下のようなことに気をつけるようにしましょう。
- 質問サイト等にコードを投稿するときに、トークン文字列が書かれたままになっていないか確認する。
- Gitリポジトリにトークン文字列を混入させない。自分専用のプライベートなリポジトリだとしても、後々忘れてうっかり公開などの事故は起き得ます。
- そもそも、コード中に直接トークンを書かない。別ファイルに書き、それをimportするなどして使うようにする。
- 参考:設定ファイルで環境を切り替える方法
- 今回は説明をカンタンにするためファイル内に書いてしまってしますが、非推奨です。
もし漏らしてしまったら
もしうっかりトークンを漏らしてしまった場合、すみやかにアプリの管理画面より、「Bot」→「Regenerate」をクリックしましょう。
既存のトークンは無効になり、現在動作中のBotは動作を停止します。
サーバへの招待(招待URLの作成)
Botを新しく招待できるのは、権限をもらっていない限り、自分が作ったサーバに対してのみです。自分のサーバを持っていない場合、Botテスト用にひとつ作っておきましょう。
OAuth2設定画面を開く
種別、権限を選択
下の「Bot」をクリックすると、チェックボックス群の下部にURLが表示されます。このURLにアクセスすると、Botを自分のサーバに招待することができます。
※ 使うのが自分だけであればこの手順で構いませんが、実際に公開する際は、与える権限を必要なものだけに絞って招待するようにしましょう。
ブラウザにURL貼り付け
新しくブラウザを開き、先程コピーしたURLをアドレスバーに貼り付けます。
Botの招待
「Add a bot to a server」の下のコンボボックスであなたのサーバを選び、「Authorize」をクリックします。
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