この記事の動機
ブログを書こう!と思い立ったあと、実際スタートできるまでに2週間ほど色々思考錯誤しました。
同じようにブログを書く方法に迷っている方の参考になればと思い、考えたことを記録します。
参考までに、著者はブログ・WordPressともに初心者で、コード書きが趣味の社会人です。
環境まとめ
テーマ
yStandard
気に入っているプラグイン
- Classic Editor
- Markdown Editor
- WP Code Highlight.js
- EWWW Image Optimizer
- Responsive Table(自作)
サーバ
期間 | サーバ |
---|---|
2019/1/26~ | XServer X10プラン |
2019/1/17~2019/1/26 | Kagoya WordPress専用サーバ(KUSANAGI) |
2018/12/30~2019/1/17 | Conoha VPS(512Mプラン) |
軌跡
- ブログ管理ならWordPressがいいと聞く
- 自サーバ(VPS)にWordPressを入れてみる
- nginx, MySQLを入れてみる
- Vimで書きたくなる、markdownで書きたくなる
- Hexoを触ってみる
- コメント等動的なことをやろうとすると面倒なことを理解する
- Hexoを触ってみる
- やっぱりWordPressが便利なのでWordPressにしよう
- いろいろなbotやMinecraftサーバがあるVPSに相乗りさせるのは不安
- 性能面はもちろん、独自ドメイン付きでURLを出すことが不安
- もちろん生IPアドレスでもガンガン攻撃はくる
- 性能面はもちろん、独自ドメイン付きでURLを出すことが不安
- WordPressだけのサーバを借りることにする
- xserver, KAGOYAを比較→KUSANAGI利用のKAGOYAに決定
詳細は記事最下部に追記しています。
検討メモ
※ 評価は今回のブログの要件と私のスキルに基づいたものです。
コンテンツ置き場 | 機能 | 安 全 |
速 度 |
容 量 |
価 格 |
難 度 |
機 能 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レンタルサーバ (Kagoya) |
WordPress (KUSANAGI) |
○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | KUSANAGI搭載のため速度が売り 1契約1サイトだが月額500円以下 |
VPS | WordPress | △ | ※ | ※ | ※ | △ | ◎ | 必要なスペックと価格の費用対効果が専用サーバに劣る セキュリティが完全に自己責任 |
レンタルサーバ (xserver) |
WordPress | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 1契約複数サイト構築可能なので契約上の煩雑さがない 利用者が多いため情報も多い |
VPS | 静的サイト ジェネレータ |
◎ | ◎ | ※ | ※ | △ | △ | 編集にgit環境が必要 プラグイン・テーマがWordPressより劣る 静的コンテンツのためWordPressと比較してスペックの影響を受けにくい |
github pages, Netlify など |
静的サイト ジェネレータ |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | 上に同じ 無料で利用できるものが多い |
静的サイトジェネレータ
WordPressが動的にPHPでコンテンツを生成し配信するのに対し、
すでに生成済みのサイトを配信する。
生成はコンテンツ作成時にコマンドを叩いたり、コンテンツ管理リポジトリでhookしたりして行う。
動的サイトと比較して、以下のような特徴がある。
- メリット
- 軽い
- セキュリティ面が強い(もちろんサーバ自体を管理するなら気を配る必要はあり)
- 技術屋人口が多いので、技術屋に優しい雰囲気
- デメリット
- コメント欄など動的処理は当然不可能(実装のやりようはある)- コミュニティ・利用人口が小さい→プラグイン、テーマが少ない
- WordPressは玉石混交という面もある
- コミュニティ・利用人口が小さい→プラグイン、テーマが少ない
WordPressプラグイン
WordPressでやっていくことを決めた後は、せめて快適に記事を書きたいと考えました。
マウスを触るのが苦手なため、Gutenbergは使える気がしませんでした。
また、HTML混じりで書くのが嫌だなと思ったので、「Markdown Editor」プラグイン導入し、
主にMarkdownで記事を書いています。
※「Markdown Editor」を使うには、「Classic Editor」を有効化する必要があります。
また、書きたい記事を思いついたときにメモしたものを一気に取り込めるよう、
「Really Simple CSV Importer」を導入しています。
まとめ
静的サイトジェネレータのVimとコマンドですべて完結する感じに憧れはありつつ、
出先からの更新や画像混じりで記事を作成する手軽さを考えると難しいなと感じました。
また、容量やスペックによる引っ越し等は極力避けたいと感じ、ストレージ容量やプランが変更可能で、
もともとの速度が速いと言われているKUSANAGIが利用できるKagoyaを選定しました。
もしサブ的にジャンルを絞ったブログを書きたいと思ったときは、xserverを追加で契約しようと考えています。
なので、XServerに引っ越しました。安くて便利なKAGOYA VPSは引き続き使わせてもらいます。